イエスパパ!! フランスの音楽祭 – Fête de la musique – 今年は南フランス バラ色の街 ToulouseにてAnomalik Soundsystemと一緒にやらかしてきました!!
まず最初に Fête de la musiqueって何?
Fete de la Musique の歴史
1981年10月、文化事業振興の目的で、フランスのジャック・ラング文化相により任命されたモーリス・フルレ(音楽及び舞踊局長)が発足させ、 翌1982年6月21日に第1回が開催されました。開催日の6月21日(夏至)は、ヨーロッパ古来の「聖ヨハネの祭り」の日にちなんだものです。
その後1985年「ヨーロッパ音楽年」に発展、ベルリン、ブタペスト、バルセロナ、イスタンブール、リヴァプール、ローマ、ナポリ、プラハ、ベルギー、 サンタ・マリア・ダ・フェイラ、ルクセンブルグが「音楽の祭典パートナー憲章」に署名しました。
現在では、地理的な広がりだけでなく、刑務所や病院への訪問演奏、音楽学校などへの浸透などへの社会的な浸透も深まっています。
いずれも「音楽は全ての人のもの」という基本精神に則り、この日の協賛音楽イベントは、音楽のジャンル、プロ・アマを問わず、 入場料を全て無料にしなければならないとされています。
ということで僕らも街中で20KWのサウンドシステム町中の公園にぶちこんで若老男女普通の通行人とテクノピーポー相手にハードテック鳴らしてきました!
システム組み立て中、人はまだ全然いない。(まわりに木の下や歩道に20 – 30人いるかぐらい)
始まった直後、少しづつ人が集まってきた。全部で100人ぐらいか、まだ静けさが残っている。
Anomalik @ Toulouse – Fête de la musique
こちらはL’Infrabase(ランフラバス)というFreepartyとそれに携わる人たちをサポートするという団体がしていたlive streamの映像。
夜の6時くらい。ヨーロッパは夏だと6,7時すぎても平気で明るい。
夜8、9時ぐらい、だんだん暗くなってきて人が多くなってきました。
この後夜になったとたんに人が膨れ上がり最終的に開催地の広場で1000人は越してるだろうなというむちゃくちゃな状態 – よく小さい時にいってた夏の縁日にてハードテックとハードコアが流れている。そんな感じでかなりカオス。最終的に夜中2時くらいになったところで警察が来て終わるという。ただ終わった後も人めちゃくちゃにたむろしていて、いやはや本当にすごい1日でした。
昔にあった、反体制の音楽 = パンクという図式。現代のヨーロッパ、特にフランスでは完全にこれがテクノになります。今では一年に3000回以上も国内のどこかでたえずフリーパーティーが開かれている、警察がそれをメディアと共につぶそうとやっきになっている。そういうのが結構普通にある日常。ハードテックが生まれた国。フランス人は本当に良い人たちばかり、そして本当に美しい国です。機会があれば是非一度いってみてください。
Tanukichi