beyerdynamic DT 990 PROインタビュー & 無償貸出開始のお知らせ

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皆さん世界中のハードテックプロデューサーより曲作りにおいてベスト中のベストと評価されているヘッドホン、beyerdynamic DT 990 PROをご存知でしょうか?


YES PAPA!イエスパパ日欧(+カナダ)ハードテックチームがbeyerdynamic DT 990 PROについての愛を語るスペシャルインタビュー記事が掲載されております!
パパ達のスタジオ写真も一緒に写っておりましてとてもおもしろい内容となっておりますのでまだの人はチェックしてみて!

さてさてbeyerdynamic DT 990 PROというスタジオヘッドホンについて知らない方、ここでは私Tanukichiより解説をさせて頂きます。

曲作りにおいてのクリエイターさん達の悩み、例えば

(1) 家で最高の鳴りだったのにクラブで流したら思ったよりショボかった….

(2) mixing時間かけたのにまったくうまくいかない….

(3) 家で大きな音を出せないのでelectronic musicなんて作れない…

正直なところこの辺の問題はDT 990 PROを持つことで全て解決します!(言い切った!)

まず(1)からいきましょう。例えばなのですが10万円 x 2 ぐらいする高価なスピーカーを自宅スタジオ用に買ったとします。もちろん信頼に値する素晴らしい音を出してくれるかもしれません。しかしながらこれまた厄介なもので、スタジオのアコースティックスやスピーカーの置き方、ベーストラップの置き方を少し間違えるだけで最終的な音の鳴りというものは全くもって変わってしまいます。自分の座っている位置、高さを変えるだけでも鳴りが変わります。本当に信頼できるスタジオ環境を構築するということはとても大変な作業だと思います(もちろん不可能ではありませんですし、スタジオ作りはとっても楽しいのでみなさん是非チャレンジしてみてください!)。ヘッドホンはいつでもどこでも同じ鳴りなので自分の中で確実なバランス感覚を養うことができると思います。また990PROの鳴りがクラブで聴くことのできる音と同じ-信頼できるものであるので、これを使って自分の好きな鳴りの音を探していく & 自分の好きな曲をリファレンスにその音に鳴りを近づけていくだけで最終ポイント周辺に簡単に辿りつくことが可能です。(で作った後に携帯電話やタブレットのスピーカー等の”あまり良くない”再生環境などで一度鳴り確認してみて、ここでも大丈夫でしたらよっぽどのことがない限り大丈夫かなと思います。)

あとはスピーカーは周辺機器との位置関係で微小なノイズを発生する場合もあります。(2)や(3)に関しては、言うまでもなくヘッドホンでのリスニングに軍配があがることと思います。あとは部屋鳴りにおいて+αで発生するreverbもヘッドホン使用だと全く気にしなくて良いのも良いですね。*しかしながらインピーダンスが通常のものに比べると高い上に遮音性が少ないオープン型ですのでDJmix用には残念ながら適しておりません。完全にスタジオ使用オンリーのヘッドホンです。

覚えているのですが、僕はNebulosaJungleterrorはこのヘッドホンだけで作りました。100%これで、スピーカーで確認しなくてもああ大丈夫だなと思ってpartyでplayしてみて実際大丈夫だったのでそのままそれで行った、というパターンでした。Bassa NovaUSAO – Fxxking High (Tanukichi Remix)こちらはおそらく90%ぐらい990PROで、残りの10%ぐらいはスピーカーで多少確認したように思います。ですので僕は正直なところこのヘッドホン(90%)がないとミキシングもキック作りも鳴りの良いキックベース探しも結果が不安すぎて(目隠ししてドッジボールに挑戦するような感覚)曲そのものが作れません。8,9年ぐらい前にパパMatに言われるがまま購入したのですが、本当に素晴らしいヘッドホンだと思います。

さてさてということでここで嬉しいニュース!こちらのヘッドホンの無償貸出が昨日よりスタートしたとの情報が!まだの方はこの機会に一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?絶対に損することはないと思います!

beyerdynamic DT 990 PROインタビュー
beyerdynamic DT 990 PRO 無償貸出キャンペーン

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