皆様こんにちは! tanukichiです!
Twitterにてちょくちょく言ってましたhardtekを作ってみよう企画がついに始動!
こちら来月公開の予定でしたが予定を早めていまやらねばいつやる今からスタートだ!! こちらではワタクシが使っているrenoiseというDAW上にてこのsoftwareの使い方、そしてハードテックの作り方をできる限り分かりやすく教えていきたいと思います。renoiseを使っていない人でも大体の組み立て方は一緒だと思うので参考にしてどんどんハードテックを作っていって頂けたら嬉しい!それでは早速いってみましょう皆様ヨロシク!
Renoise 3.1 日本語マニュアル
ではではまずはこのDAWの簡単な使い方からいってみましょう!
とりあえずDAWを立ち上げてみるとこんな画面になります。いきなりわけわからないかもしれませんがゆっくりいってみましょう。
11 – 打ち込み画面、パターン・エディター画面と呼ばれます。ここにキックなどやmidinote等を打ち込んでいく(左上に小さく64と書いてありますがこれは4小節分と言う意味です。)
15 – インストゥルメント・セレクターここにサンプルを入れていく。サンプル自体はドラッグ&ドロップでも可、または16のセクション(右端にある小さい四角い5つのボタンから探れます)からHDDまで直接いってひとつひとつ音を確かめながら選ぶことも可能)
10 – パターン・マトリックス画面と言います。シーケンサー上のパターンやトラックのデータを「全体的に見渡せる画面」です。 パターンやトラックは碁盤の目のようなブロック区画に分けられ、それらを移動 / コピー / ペーストする事によって曲を素早く構築するのに役立ちます。ちなみにrenoiseは他のDAWと違い上から下に展開していきます。
9 – パターン・シーケンサーここも10に似ています。できたシーケンスにシーケンス番号がついていきます。4小節で1シーケンスがデフォルトですが、例えば8小節でひとつにしたい場合は11のセクション左上に128と打ち込むと可能。
13 – 各トラックのエフェクト・ラック項目ここにはrenoise付属のvstが表示されます。 EQやFX,エフェクト系のvstも入れた場合はここに表示されます。
14 – ここはオートメーションを制御する時に使います。
4 – ミキサー画面これを押すと打ち込み画面ではなくミキサー画面になります。よくあるやつです。はい。
5 – サンプラー画面へこれは15に入れたサンプルを編集していくところです。色々なことがここでできます。
6 – ここは、massiveだったりserumだったりシンセvstを呼び込むところです。呼び込むと15のセクションにひとつそれが割り当てられます。
7 – 使ったことないので無視!
2 – bpmですね。途中でbpm変えることももちろんできます。横にあるLPBはよほどのことがない限り4でいいかなと思います。一番右のOctはオクターブ管理ボタンですね。とりあえず190にでもしておきましょうか。
12 – アドバンスド・エディットここは打ち込んだnoteをまとめて編集するときに使えるセクションです、ここのボタンを押すと出てきますので使い方はまた説明したいと思います。
ではではまずダンスミュージックの要!キックを打ち込んでみましょう!
今回説明に使ったサンプルパックはこちら Weasel Buster VS Dr Looney Samples Pack とこちら ZOMBIE HARDTEK SAMPLE PACK 01
まずは最初、キックをセクション15(右上の空白)にドラッグ&ドロップしてみました。置いたサンプルの名前の上をクリックすると自動的にこのサンプルの編集画面に切り替わります。(5を押してもここに切り替わります)とりあえずこれで打ち込みの準備ができました!ではでは打ち込んでみましょうか。 3(edit)のボタンを押して最初の画面にもどります。このままでは打ち込むことができないのでキーボード上にあるescキーを押してみましょう。これをすると11のセクション周りが赤く光りますのでこれで打ち込み完了です。(もう一度押すと打ち込むことはできなくなります)
こんなふうに光っていれば打ち込み準備完了!
トラックのところはもちろん名前や色を変えることができます。とりあえずKICKと書いて赤にでもしておきましょうか。
トラックの色を赤にして薄く背景色もいれてみました。
まずはキックの打ち込み方から、まずはtrack 1(kick)こちらの00の上にカーソルを置きます。また、写真右下の “VOL, PAN, DLY, FXとかいてある小さいボタンの左に今”4″と書いてありますが、これはこのサンプルを実際に打ち込んだあとカーソルが4つ真下(00の次の04) に移動するとということです。例えばsnare等はキックが二回に対して一回なのでここは8とすると打ち込みやすいです(ctrl + 数字と押してみるとダイレクトに変更が可能、便利なので使ってください)
セクション2右のオクターブ欄の数字がいまここでは3となっているのでキーボードのQがこのサンプル本来の音になります。Zだと1オクターブ下がった音ですね。ので今回は”00″上にてQを長押ししてみましょう。
ズダダダー!という音とともにキックが4小節中すべてに均等に配置されました!長押しで一瞬でできるので結構気持ち良かったりします。
とりあえずキックを打ち込むことに成功しました! いまこんなかんじに
このままだと普通すぎるので、ドンドンドンドド というリズムを作ってみましょう
ドドは4回目のキックの後なので、14の所までいってキーボード上のQをまた押してみます。
今度はhardtekでよくあるキックが戻って来るやつ(呼び方適当)を作ってみます。自分の曲で申し訳ないですがこの曲の2:47秒あたりの音ですね。
2小節の中間あたりにでも置いてみます。ここでいうと26の所ですね。ここにあるnoteの行の横にある緑色(vol欄になります。)に”b”と打ち込んでみましょう。勝手に”B0″と打ち込まれるはずですがこれでokです。Bはbackの略なんだろうと思います。これをこの場所に配置することによって24で鳴ったキックが26に来たときにこの信号を受けてreverseして戻って来ることになります。
下のような感じになります。
このリバースを応用してリズミカルなキックの打ち込みをちょっとやってみたいと思います。
こんな感じに打ち込んでみました。音はこんな風になります。一時期のテクリシットスタイルっぽくなってきましたw
次回はスネア、ハイハットの打ち込み編! このシリーズこの先どうなるか一切未定ですがやるだけやってみますのでよろしく!!!!
*こちらの記事ではディアゴスティーニも真っ青!毎回こちらの記事をretweetしていて頂いた方にsampleのリンクを直接お送りしたいと思います!(もしチェックが漏れありましたらTwitter@Tanukichijpnまでご一報を!)
最後に私Tanukichiの1st albumが来月8月14日(日曜日)夏コミ3日目西4F-o17b SHARPNELSOUNDブースにて発売となります!全部renoiseで作りましたよ!このDAWの魅力はサウンドエンジンが本当に優秀なのでkick ass感のあるパンチの効いた音がどんな人にも出しやすいところだと思います(もちろんもちろん他のDAWでも可能だと思いますよー!)
是非ぜひ実際に聞いてみてサウンドの違いを体感してみてください!よろしくお願いいたしまーす!!! 侍 Speed beats / Tanukichi