FANT4STIK fait son Cabaret FB party page
日本の皆様、改めまして、明けましておめでとうございます!Tanukichiです。この度ハードテック.JPオープンとのことで、まずは僕の方にて今年度一発目、パリ Cabaret Sauvage でのハードテックパーティーの様子をこちらにて紹介したいと思います。
– 実際のパーティーの様子。”ちなみに皆さんよく”アレー!”と言ってますがこれはフランス語で”いけー!とか、go!”の意味です –
Cabaret Sauvageという場所はパリ指折の歴史的な場所だそうで、本来はサーカスを人々に見せる場所として機能していたそうです。収容人数は1000人+数百と言ったところでしょうか、この日は1000人以上のお客さんが来ていて、終始本当にすごい盛り上がりでした!
僕自身フランスでplayするのは初めての体験だったのですが、ハードテックを聴き始めて曲を作り出したころから、”こういうところがカッコイイ!”と意識していたところを実際フランスの人達におもいっきりぶつけてみてガッチリハマったと言いますか、自分の思い描いていたものとバッチリ重なった瞬間が多々ありまして、これには感動しました。
またフランスの人達はDJの一挙一動をすごく意識して見ているということ、みんな溜めに溜めたどデカイドロップが大好き、肩車をして踊っているカップルもたくさん見かけました。あとやっぱりどの人もすごくオシャレで、それぞれが独特の雰囲気を持っていたのが印象的でした。
〜フランスという国について〜
パリに着いて、そしてパーティーを通して僕が感じたこと、それは自分が思っていた以上にこの国は民族というものがミックスされていて、たとえ肌や見てくれが違っていたとしてもお互いを理解して共に生活をしていると言う事実でした。2016年という現在でも、世界では肌の色や見てくれで、考え方も無しにいきなり人を判断されてしまうという国は今でもたくさん存在するとは思いますし、自分も日本という国を出てこういう経験は少なからずあったとは思うのですが、フランスの人はこういう問題はとうの昔に解決(混ざらざるを得なかった状況もあるかとは思いますが)していて、今となってはお互いの見てくれの違いを冗談を交えて言い合えるようなリラックスしたような状態(僕自身、フランス人にアジア人だからといって特に露骨な差別をされたことは無いような気がします)。またパーティー内では同じ音楽を好きなもの同士としてもちろん見た目は関係無く共にその空間を楽しみ合っている。これからのグローバル社会においてこの考え方はとても進んだものなのではないかなと思いましたし、また自分にとってもすごい良い体験となりました。
– この日何発も打ち込まれたFant4stikのメガトン級ドロップ! 破壊力抜群でした –
最後にこちらHardtek.jpにつきまして、こちらはHardtekを中心とした音楽を日本の皆様にもっと知って頂く為のサイトとして運営を開始いたしました。
スーパーテック対戦日本チームはもちろんのこと、ユーロチームも一丸となって参加しております。また日本のDJさん、そしてクリエイターの皆さんに彼らEuroのDJ達とのコミュニケーションが図れるような面白い企画をこれからどんどん紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
– Cabaret Sauvage、嵐の前の静けさ。本当に綺麗な場所でした! –
Photo report of the night at Cabaret Sauvage by Amnexia
2016年 1月24日 Tanukichi